2010年5月15日 (土) 19:08時点における版

プロパティリスト (Property List) とは MacOSX で用いられる設定データのこと

• もしくはプロパティリストファイル（データを収めたファイル）．
• 拡張子は .plist．（.webhistoryなども同形式）
• binary 形式とXML 形式とが存在する
• 詳しくは プロパティリストなど

ユーティリティソフト

編集用

• Property List Editor (/Developer/Applications/Utilities/ 内)
• PlistEdit Pro

コマンド

• plutil

メタデータ

ファイルに付けられたメタデータとしてのプロパティリスト

この存在を確認する例：「入手先」情報が付いている．（「情報を見る」での「詳細情報」内でも見られる情報）

$ ls -l@ gettysburg.pdf 
-rw-r--r--@ 1 ........  gettysburg.pdf
  com.apple.metadata:kMDItemWhereFroms	 170 
$ mdfind kMDItemWhereFroms == 'http://ruby-pdf.rubyforge.org/pdf-writer/demos/gettysburg.pdf'
/Users/me/Downloads/gettysburg.pdf

ファイルに付くメタデータ

Webブラウザでダウンロードしたファイル．「入手先」のメタデータが付いている．Camino 2.0.2 でダウンロードして確認．

$ mdls gettysburg.pdf 
 :
 :
kMDItemWhereFroms              = (
   "http://ruby-pdf.rubyforge.org/pdf-writer/demos/gettysburg.pdf",
   "http://ruby-pdf.rubyforge.org/pdf-writer/demos/index.html"
)

• Safari 4.0.5 でダウンロードして確認すると

$ mdls gettysburg.pdf 
 :
 :
kMDItemWhereFroms              = (
   "http://ruby-pdf.rubyforge.org/pdf-writer/demos/gettysburg.pdf"
)

• ただし，FireFox 3.6.3 でダウンロードして確認すると，kMDItemWhereFromsのメタデータは付いていなかった．

記事

• Mac OS X: プロパティリスト (plist) と Launch Services

• Mac OSX の binary plist 形式から、XML plist 形式に一括変換