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== 使い方 == | == 使い方 == | ||
− | + | 下のように、英語等の台詞を指定して使います。 | |
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$ say hello | $ say hello | ||
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− | + | 声の種類、言語を変えることができます。 | |
例えば、-v オプションで Bruce を指定すると、男性の声に変わります。 | 例えば、-v オプションで Bruce を指定すると、男性の声に変わります。 | ||
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音を出す代わりに、aiff ファイルに音声を保存します。 | 音を出す代わりに、aiff ファイルに音声を保存します。 | ||
− | say | + | say -o hello.aiff hello |
== Wiki内の関連ページ == | == Wiki内の関連ページ == | ||
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*[[OSXの固有コマンド]] | *[[OSXの固有コマンド]] | ||
[[Category:ソフトウェア|こまんと/say]] | [[Category:ソフトウェア|こまんと/say]] | ||
[[Category:Mac OS X|こまんと/say]] | [[Category:Mac OS X|こまんと/say]] |
2012年6月3日 (日) 08:32時点における最新版
概要[編集]
Macに(英語を)発音させるコマンドです。Mac OS X 10.7(Lion)からシステム環境設定のスピーチでシステムの声を追加インストールすると、日本語(Kyoko)、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、オランダ語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語、スロバキア語、タイ語、チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、トルコ語、ノルウェー語、ハンガリー語、ヒンディー語、フィンランド語、フランス語、ポルトガル語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、中国語、韓国語が発音できるようです。
- 場所:/usr/bin/say
- OS X のバージョン:Mac OS X の全バージョン
使い方[編集]
下のように、英語等の台詞を指定して使います。
$ say hello $ say こんにちは
お遊びですが、システムの声が英語の環境で
$ say kon nitch wah
のようにして、むりやり日本語を喋らせてみると面白いです。
オプション[編集]
-v voice[編集]
声の種類、言語を変えることができます。 例えば、-v オプションで Bruce を指定すると、男性の声に変わります。
$ say -v Bruce Hi
また、Victoria では別の女性の声に変わります。
$ say -v Victoria Hello
声は /System/Library/Speech/Voices/ ディレクトリにあるものの中から選べます。
-o file[編集]
音を出す代わりに、aiff ファイルに音声を保存します。
say -o hello.aiff hello