joinPDF
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joinPDF / splitPDF とは?[編集]
PDF 文書の結合や分割を行うコマンドラインツール。Adobe Acrobat を使うよりもはるかに速く pdf ファイルの結合や分割を行うことができる。
ライセンスは GPL。実行には JRE が必要。Windows版,Linux (Unix) 版もある。
インストール[編集]
インストーラが用意されているので,起動してパスワードを入力すると joinPDF,splitPDF の 2 つのコマンドがインストールされる。
また、Join_PDFs.app,joinPDF GUI 1.0b,PDFJoiner.app の 3 種類の GUI も同梱されている。
使用法[編集]
joinPDF[編集]
$ joinPDF destfile file1 file2 [file3 ...]
で,file1,file2,... が結合され,destfile という名前の 1 つの pdf ファイルとして保存される。つまり,このコマンドは少なくとも 3 つの引数を取る。もちろん,
$ joinPDF destfile dir/*.pdf
のようにすることも可能。
ちなみに、joinPDF は拡張子は見ていないので,なんらかの理由で .pdf 以外の拡張子が付いていたり、あるいは拡張子のない pdf ファイルでも、ファイル名を変更せずに結合できる。ただし pdf でないファイルを結合しようとするとエラーとなる。
splitPDF[編集]
$ splitPDF srcfile
とすると,srcfile の全ページが 1 ページずつ独立した pdf として書き出される。
$ splitPDF srcfile destfile1 destfile2 pagenumber
とすれば、srcfile を pagenumber のところで 2 つの pdf ファイルに分割する。たとえば、全部で7ページある src.pdf というファイルで
$ splitPDF src.pdf dest1.pdf dest2.pdf 3
のようにすると、
There are 7 pages in the original file. Processed page 3 Processed page 4 Processed page 5 Processed page 6 Processed page 7
と表示され、src.pdf の 1-2 ページから dest1.pdf というファイルが、3-7 ページから dest2.pdf というファイルが作成される。