ATOK 2008 for Mac

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概要[編集]

ATOK 2008 for Mac は、Mac OS X で利用できるインプットメソッドの一つ。株式会社ジャストシステムの有償製品。2008年7月18日に発売された。Mac OS X 10.3.9 以上 (10.4以上を推奨) で動作し、64ビットアプリケーションにも対応している。

統計的手法を採り入れたことで語の共起関係の類推が強化されているらしい。また、ATOK では従来より「話し言葉」や「方言」が積極的に辞書登録されているが、それらを利用するには、設定画面で明示的に「話し言葉」「話し言葉関西」などのモードを選択しなければならなかった。これに対して ATOK 2008 では、一般モードにおいても話し言葉の変換が可能となるよう設定変更されており、口語文の変換にも強くなっているようだ。

キーバインドのコンフリクト[編集]

オプションの辞書セットを用いて変換をおこなうためのキーバインド (CTRL+数字) が、Spaces の機能 (特定の操作スペースへの切り替え) と重なっている。

辞書・辞典[編集]

ATOK 2008 [プレミアム] 版には「明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典 /R.3」などの辞書が、また [広辞苑 第六版セット] には「広辞苑 第六版」が付属するが、これらは独立した辞書アプリケーションとして利用することはできず、ATOK の中からしか検索ができない模様。(文字変換中に CTRL+W を押すことで別ウインドウが開き、変換中の単語に関する辞書の項目が表示される。)

本文は JIS X 0208 止まり[編集]

広辞苑の本文中にある JIS X 0208 外の漢字は全て荒い画像で代替表示されており、本文をコピー&ペーストした場合、「〓」に化けてしまう。

ちなみに egbridge Universal 2 に標準添付の「大辞林 第三版」では、JIS X 0213 を積極的に使ってコード化がなされており、このような問題はなかった。

気になる点[編集]

文の区切りを識別できないことがある[編集]

ATOK 2008 を使って日本語を入力中、左右のカーソルで文の区切りを変更した場合、アプリケーションによっては文の区切りを表す下線の切れ目が識別できないことがある。長文の入力が相当困難である。(Safari 3.1.2 のフォーム内や CarbonEmacs-Leopard-20080718 上にて確認)

標準辞書で変換できない語が多い[編集]

他のインプットメソッドと比較して、標準辞書で変換できない語が結構あるようだ。

広辞苑を持っているなら、「広辞苑変換辞書」を「標準辞書セット」の末尾に追加しておくことで一応は回避できるが、持っていないとどうしようもない。

「ATOK 監修委員会」が、どういう考えに基づいて語を削除しているのかは知らないが、安易な言葉狩りのようなことは止めるべき。

初回限定版の USB メモリにウイルス混入[編集]

JustSystems からのメールによると、ATOK 2008 for Mac 初回限定版に同梱の USB メモリにコンピュータウイルス (WORM_AUTORUN.CKZ) が混入しているものがあるので、 ATOK のインストールには USB メモリを使用せず、CD-ROM からおこなうようにとのこと。

(2008年7月23日現在、ウェブ上では告知されていない。)