ネットブート
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ネットブート[編集]
ネットブート(NetBoot)とは? 例えば,設定済みMacintoshをFirewireでサーバに接続してOSのインストールイメージを作成します。これを公開する機能がMac OS X Serverに備わっており,クライアント機は起動時にこのイメージから起動できます。同様にインストールイメージも作成でき,起動時にインストールすることができます。イーサネットアドレスとコンピュータ名の対応を書いた設定ファイルを同時に読み込ませておくことによって,コンピュータ名の個別指定もできます。ネットインストール時には,ソフトウエアの認証でトラブルが生じやすいのでボリュームライセンスの取得等をしておくのが望ましい。
ネットワークホームディレクトリ[編集]
下記のような Mac OS X Server + Mac OS X クライアント機(複数が存在)の環境を構築可能です。
- Mac OS X Server 10.4 においては、モバイルクライアント向け機能として、ネットワークホームディレクトリに同期可能なボータブル・ホームディレクトリの機能があります。Windows 機などには対応していません。
- ネットワークユーザ用に Mac OS X Server の環境を構築すると、Mac OS X クライアント機(複数存在するうちのどれでも)からネットワークログインした場合に、AFP ファイルサーバ(Mac OS X Server)の決められたディレクトリが、自動的にそのユーザのホームフォルダ(ホームディレクトリ)として割り付けられる環境を実現できます。(Software Design 誌、2005年1月号、UNIX的Mac OS Xの使い方、第9回の記事によると。)
Windows クライアント機に対してもホームディレクトリを提供できますが,これはWindowsに対するプライマリドメインコントローラ機能です。この際にはポータブルホームディレクトリ機能は使えず,Windowsへのログイン,ログアウト時にファイルがコピーされるだけです。
ファーストユーザスイッチ[編集]
Fast User Switch (Mac OS X 10.3 以降の機能)
Mac OS X クライアント機が複数存在し、グループに所属する複数人がそれらを利用するような場合には、ファーストユーザスイッチを有効にしておくと、さらに便利になるかもしれません。