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上記の場合はディレクトリ構成を保った状態でダウンロードされる。全てのファイルをカレントディレクトリにダウンロードしたい場合は -nd オプションを追加する。 | 上記の場合はディレクトリ構成を保った状態でダウンロードされる。全てのファイルをカレントディレクトリにダウンロードしたい場合は -nd オプションを追加する。 |
2007年4月28日 (土) 00:58時点における版
目次
wget とは?
Web からファイルをダウンロードするいわゆる「ダウンローダ」。Mac OS X 付属の curl より軽いらしい。curl のような大括弧(ブラケット)[] を用いた連番指定が出来ないのが悲しい。中括弧(ブレース){} は使える。どうしても GUI が欲しい人用には CocoaWget(リスト/ネットワーク) がある。
導入方法
MacPorts や Fink を使って導入ができる。
ソースからビルドするには、
ココからソースを入手して、普通に configure; make; sudo make install を実行すればインストール出来る。 なお、先に gettext をインストールしておけばメッセージが日本語になります(煩わしいのでお勧めはしません)。
基本的な使い方
-c または --continue
途中までしかダウンロード出来なかったファイルを続きから継続してダウンロードする。常におまじないのように付けておくオプション。
wget -c![]()
-i
URL のリスト file.txt を用意しておいて、まとめてダウンロードする。
wget -i file.txt
-U または --user-agent
ブラウザ情報を設定する(というか嘘をつく)。
wget -U "Mozilla/5.0 [ja]" -c http://macisthebest.jp/image.jpg
--referer
どのページのリンクをクリックしたか、リンク元のページを設定する(というか嘘をつく)。
wget --referer=http://macisthebest.jp/index.html -c http://macisthebest.jp/image.jpg
Tips
リンクされている jpg 画像を丸ごとダウンロードする
wget -c -r -A .jpg http://macisthebest.jp/index.html
上記の場合はディレクトリ構成を保った状態でダウンロードされる。全てのファイルをカレントディレクトリにダウンロードしたい場合は -nd オプションを追加する。
HTTP_PROXY を設定する
wget -e HTTP_PROXY=0.00.00.00:00 -c![]()
システム全体で指定するには /etc/wgetrc に、 個人で指定するには ~/.wgetrc に「HTTP_PROXY=00.00.00:00」という設定を 書いておけば自動的に読み込まれる。 他にも、環境変数 http_proxy で http://hogehoge.fugafuga.ac.jp:00/ の形式で指定可能。
関連リンク
- 堀内勝さんの詳しいページ
Wgetを使うことの利点 wgetという文字は左手だけで打てる。
という説明は面白いですね。