コマンド/launchctl
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概要[編集]
daemon や agent を管理するコマンドです。
- 場所:/bin/launchctl
- OS X のバージョン:Mac OS X 10.4
Tiger からは、superdaemon の launchd が導入されましたが、 この launchd の動作をコントロールする CUI プログラムが、launchctl コマンドです。
同じ操作を GUI で行う Lingon というアプリケーションもあります。
使い方[編集]
基本的な使い方は、以下の通りです。
launchctl subcommand [args...]
subcommand には load,unload,list,stop,start などのオプションがあります。 なお、daemonやagentを実行するユーザー権限の都合上、 システムのdaemonなどを扱うときはsudo等を使う必要があります。
詳細は、
man launchctl
を、設定ファイルの詳細は
man launchd.plist
を参照してください。
オプション[編集]
load[編集]
launchctl load [-w] 設定ファイル ...
設定ファイルを読みこみます。-wは設定ファイルが無効になっていても,Disableが有っても読み、ファイルのDisableを削除します。
unload[編集]
launchctl unload [-w] 設定ファイル ...
設定ファイルから読み込んだ設定内容を無効にします。-wについてはloadと同様です。
start[編集]
launchctl start job
jobを開始します。このjobは設定ファイル内にあるLabel要素で指定されます。ほとんどの場合ファイル名から.plistを除いたもの。
stop[編集]
launchctl stop job
jobを停止します。以下startと同じ。
list[編集]
launchctl list
jobリストを表示します。