キーボードショートカット
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ショートカットとは[編集]
Mac OS Xでは、マウスでメニュー項目を選択して操作を進めていきます。 このうち、使う頻度の多いメニュー操作はキーボードからも直接実行できるようになっていて その操作のことを(キーボード)ショートカットと呼びます。 基本操作に対しては、アプリケーションに依らない共通のショートカットが割り当てられていて、 主にコマンドキー(⌘)との組み合わせで定義されています。
- TIL: Mac OS X: キーボードショートカット
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=75459
凡例[編集]
メニュー項目では、以下の表記でショートカットが示されています。 (ブラウザによっては、記号の一部が見えない場合があります)
- よく使うキー
- コマンド:⌘
- シフト:⇧
- コントロール:⌃
- オプション:⌥
- デリート:⌫
- リターン:↩
- その他
- page up:⇞
- page down:⇟
- home : ↖
- end : ↘
- エスケープ : ⎋
- フォアードデリート:⌦
- eject:⏏
システム[編集]
- Esc : キャンセル
- ⌘タブ : アプリケーションの切り替え
- ⇧⌘タブ : アプリケーションの切り替え(逆順)
- ⌥⌘D : ドックを出す、隠す
- ⌘H : 現在のアプリケーションソフト(の全ウィンドウ)を隠す
- ⌥⌘H : 他のアプリケーションを隠す
- ⇧⌘Q : ログアウト
- これらはアプリケーションソフトによる差異はないようです(共通化されています)
共通のキーボードショートカット[編集]
- ⌘C : コピー
- ⌘X : カット
- ⌘V : ペースト
- ⌘Z : (操作の)取り消し
- ⌘S : (ファイルの)保存
- ⌘F : 検索ウィンドウ(ダイアログボックス)を開く
- ⌘G : 次を検索
- ⇧⌘G : 前方向(上方向、逆方向)を検索(「あまり共通化されていない例」をご参照)
- ⌘E : 選択部分を検索文字列に登録(「あまり共通化されていない例」をご参照)
- ⌘W : (ウィンドウもしくはダイアログボックスの)クローズ
- ⌥⌘W : 全てのウィンドウ(or 文書)を閉じる(「あまり共通化されていない例」をご参照)
- ⌘Q : 終了
- ⌘O : (ファイル等を)開く
- ⌘P : 印刷ダイアログボックスを開く
- ⌘A : 全てを選択
- ⌘I : 情報を見る
- ⌘: : スペルチェックウィンドウ(ダイアログボックス)を開く
- ⌘[ : 前へ戻る
- ⌘] : 次へ進む
- ⌘, : 環境設定
あまり共通化されていないショートカットの例[編集]
各アプリケーションソフトによる差異をご紹介いたします。
- 選択部分を検索文字列としてセット
- ⌘E : TextEdit, Mail.app, Safari, Camino, mi, OmniOutliner, Mathematica
- ⌥⌘E : R (R.app GUI v.1.2.5で確認)
- ショートカットなし:Adobe Acrobat, Firefox, TeXShop, Microsoft Word (v.12.1.2で確認)
- 逆方向(上方向、前方向)を検索
- ⇧⌘G : TextEdit, Mail.app, Safari, mi, TeXShop, OmniOutliner,CotEditor
- ⌘D : (Mathematica(v.5以前))
- ショートカットなし : Microsoft Word (v.12.1.2で確認)
- 全てのウィンドウ(or 文書)を閉じる (Close All)
- ⌥⌘W : Finder, Safari, (CotEditor), (TextEdit),
- ショートカットなし : mi, Adobe Acrobat,(Mail.app(v.3.1以前), Mathematica(v.5以前))
- 現在のアプリケーションソフト(の全ウィンドウ)を隠す
- ⌘H : ほぼ全てのアプリケーションソフト
- ショートカットなし : Adobe Illustrator(なお⌘Hは境界線を表示/非表示に割り当てられているようです)
カスタイマイズ[編集]
「システム環境設定」の「キーボードとマウス > キーボードショートカット」で、 ショートカットキーをカスタマイズすることができます。
また、ユーザの自己責任で下記のような方法を使うことができます。
- アプリケーションソフトのパッケージ内の .nib ファイルをInterface Builder で修正する。
- 専用ユーティリティソフトを使ってカスタマイズする。
- 例えば、 Menu Master http://www.unsanity.com/haxies/menumaster
Mac OS X の重要なショートカット[編集]
- PowerBook などで外部ディスプレイの有無を再認識(検出)させる:Command + F1 (参考:プレゼンテーション)
- アプリケーション強制終了: ⌥⌘⎋ , Option + Command + Esc
- 強制再起動: Control + Command + パワーボタン
- 強制システム終了:パワーボタンを 10 秒間押し続ける
- パワーマネージャのリセット:
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=14449
テキストフィールドのキー操作[編集]
Cocoaアプリケーションのテキストフィールドでは、コントロールキーを中心としたEmacs系のキーバインディングが使えます。(例、⌃A:行頭へ移動、⌃E:行末へ移動、⌃K:キルリング、⌃Y:ヤンク)
マウス操作も併用するショートカット(共通的なもの)[編集]
- 最前面ではないウィンドウのタイトルバーの部分を、Commandキーを押しながらマウスでドラッグする: そのウィンドウを動かす事ができる。その際に最前面化・アクティブウィンドウ化はされない。
- Finderのウィンドウタイトルバーの部分を、Commandキーを押しながらマウスクリックダウンする: プルダウンメニューが現れるので上位ディレクトリへ移動可能
- さらに加えてOption キーも押すと,上位ディレクトリへ移動する際に元のウィンドウは閉じられる。
- どうやら Mac OS X 10.4.x ではこれができなくなっているようです。
- さらに加えてOption キーも押すと,上位ディレクトリへ移動する際に元のウィンドウは閉じられる。
- Safariではwebサーバのディレクトリを上位へ移動することになるようです。(他のwebブラウザアプリケーションでは、これはが働かない:Firefox, Camino, ...)
マウスホイール回転も併用するショートカット[編集]
マウスホイール回転による機能
- ウィンドウ(の内容表示)を左右にスクロールするには,
- Shift キー+ホイール回転
- 文書(の内容の表示)を拡大縮小(ズーム)するには,
- 例:Adobe Acrobat (Reader)、mi(表示フォントサイズ変更)では:Option キー+ホイール回転
- 例:OmniGraffle では:Commandキー+ホイール回転
- 例:Excel では:Command + Controlキー+ホイール回転(Commandの代わりに、Shift/Optionキーでも可)
- webブラウザで履歴を前に戻る・先に進むには,
- 例:Firefox, Camino では:Option キー+ホイール回転
- このデフォルト設定は変更可能: 下記のファイル user.js(既存のprefs.jsに対する補完設定の役割り)作成し,下記の様に書き込む.(cf. http://ffextensionguru.wordpress.com/2010/01/29/changing-mousewheel-behaviors/)
~/Library/Application Support/Firefox/Profiles/??????.default/user.js
user_pref("mousewheel.withaltkey.action", 2); # "2" だと「履歴を前に戻る・先に進む」 user_pref("mousewheel.withaltkey.action", 3); # "3" だと「拡大縮小(ズーム)」
マウス操作だけで行うショートカット(共通的なもの)[編集]
キーボードを用いないタイプのショートカットです。
- アプリケーションソフトにおいて、「ファイル・フォルダ選択のウィンドウ」(オープンもしくは保存の際)を開いたときに、Finder で見えているファイル・フォルダを、そのウィンドウへドラッグ&ドロップする: そのフォルダの位置へ切り替わる。